業界気象台

スマートフォンの下取りで販促を 【本誌全文掲載】
リプロ電子の中古携帯下取り支援サービス「Re-secure」
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携帯をPCにつなぐだけ

 「Re-secure」を導入すると、査定・データ削除などを行う業務ソフトがプリインストールされたデスクトップPCがレンタルの形で送られてくる。
 PCと携帯をUSB接続すると、自動的にその携帯の商品データと買取価格が表示される。担当者は指紋認証を経て、買い取る携帯の状態を5段階査定し、画面指示に従い個人データを削除するだけでよい。
 「中古携帯を買い取るのは新品の携帯を販売する業者。これは車のディーラーとよく似ている。車のように、新品を買うときに古い物を必ず下取りに出せる文化を根付かせたい」と田中社長。
 「買取価格が1万円になるのはまれだが、2000〜3000円になることは多い。店頭の割引サービスに加え、当店ではプラス2000〜3000円現金で戻ってきますよ、とアピールできる」と語る。
 「Re-secure」のレンタル料は、最初のPC1台は月5万円、2台目以降は2万円。しかし、ポイント制度があり、買い取った携帯をリプロ電子に売却すれば、ポイントが付き、レンタル料が割引される。月に約50台同社に売却すれば、実質無料でサービスを利用できるという。
 ある程度の買取が見込める店舗ならば、導入する店舗が増えれば増えるほどお得になる。
 お客の中には、「今使っている携帯で撮った写真を持っていたいから」などの理由で、機種変更の際に、使用済み携帯をいわゆる「たんす携帯」にしてしまうケースも多い。
 とはいえ中古携帯の回収は環境対策にもつながるだけに「下取りに出す文化」を根付かせることが大切だ。そのためには
●データを抜き出して保存できる
●データを完全に削除できる
●下取りに出せば現金が返ってくる
—の3点をきちんと訴求することが必要となるだろう。
 買い替えの際に古い携帯を下取りに出す習慣が広まれば、現在80万〜100万台といわれる中古携帯市場も活性化し、新品市場とのシナジー効果が期待できるのではないだろうか。(桜井隆太郎)

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